当サイトのリニューアルにあたって、久しぶりにStatamicを覗いたらいつのまにかメジャーバージョンアップしていた。価格も$99から$199になって少しハードルが上がったけど、バージョン2は.dev
ドメインで動かすと制限なしで試用できるとのこと。早速ダウンロードしてローカルサーバで触ってみた。
The flat file CMS:Statamic.com
インストール手順
1.ファイルの設置
Statamicからダウンロードしたソースコードの全部を、サイトのルートディレクトリに設置。
2.パーミッションの変更
コマンドラインから、site/
, local/
, statamic/
,assets/
のディレクトリに書き込み権限を付与する。
chmod -R 777 site local statamic assets
3.ルートの.htaccess
を有効に
.htaccess
でリライトを有効にする。コマンドでルートにあるサンプルファイルをリネーム。
mv sample.htaccess .htaccess
4.インストーラーにアクセスして設定
ブラウザで、インストーラー画面に(http://example.dev/installer.php
) にアクセスしてインストール作業を進める。
インストーラー画面にアクセスすると、インストール可能かどうかのチェックが行われ、問題がある場合はエラーが表示される。
今回は一番下がエラーになっていた。php.ini
の設定を変える必要があるので、php.ini
のL704 辺りにある設定をコメントインで有効に。
# always_populate_raw_post_data = -1
↓
always_populate_raw_post_data = -1
変更を反映するため、Apacheを再起動。phpinfo()
で変更を確認。再びインストーラー画面に戻り設定を進め、無事初期設定完了。/installer.php
を削除してコントロールパネルに移動(アクセス)する。
5.コントロールパネルで表示されるエラーに対応
コントロールパネルに移動したが、エラーがずらりと表示されてページを表示させることができない。確認すると、バージョン2から「Laravel」というフレームワークを使って構築されているらしく、これに関連するエラー(フレームワークが動く環境がない)とのこと。
参考サイトを見て設定ファイルをダウンロード。ローカルサーバのPHPディレクトリに設置。php.ini
の読み込み部分でパスを設定。L:1974
curl.cainfo = "/usr/local/php5/cacert.pem"
上記は解消されたが、また別のエラーが。
FatalErrorException in Collection.php line 35: Maximum function nesting level of '100' reached, aborting!
xdebug は入っているが、インストール環境によるところが多いので過去の記録を頼りに...。(当該の開発環境はちょっと特殊なPHPのインストールをしていたので、この流れは私の環境のみに該当すると思います)
/usr/local/php5/php.d/50-extension-xdebug.ini
に次を追記。
xdebug.max_nesting_level = 150
インストールは、公開サーバでもつまづきそう。