Statamic v2 をMac上の開発サーバにインストールする

2016/12/27

お気に入りのフラットファイルCMS、Statamicがバージョン2になっていたので、早速Mac上の開発サーバにインストールしてみました。

当サイトのリニューアルにあたって、久しぶりにStatamicを覗いたらいつのまにかメジャーバージョンアップしていた。価格も$99から$199になって少しハードルが上がったけど、バージョン2は.devドメインで動かすと制限なしで試用できるとのこと。早速ダウンロードしてローカルサーバで触ってみた。

The flat file CMS:Statamic.com

インストール手順

1.ファイルの設置

Statamicからダウンロードしたソースコードの全部を、サイトのルートディレクトリに設置。

2.パーミッションの変更

コマンドラインから、site/, local/, statamic/,assets/ のディレクトリに書き込み権限を付与する。

chmod -R 777 site local statamic assets

3.ルートの.htaccessを有効に

.htaccess でリライトを有効にする。コマンドでルートにあるサンプルファイルをリネーム。

mv sample.htaccess .htaccess

4.インストーラーにアクセスして設定

ブラウザで、インストーラー画面に(http://example.dev/installer.php) にアクセスしてインストール作業を進める。 インストーラー画面にアクセスすると、インストール可能かどうかのチェックが行われ、問題がある場合はエラーが表示される。
今回は一番下がエラーになっていた。php.ini の設定を変える必要があるので、php.ini のL704 辺りにある設定をコメントインで有効に。

# always_populate_raw_post_data = -1
 ↓
always_populate_raw_post_data = -1

変更を反映するため、Apacheを再起動。phpinfo() で変更を確認。再びインストーラー画面に戻り設定を進め、無事初期設定完了。/installer.php を削除してコントロールパネルに移動(アクセス)する。

5.コントロールパネルで表示されるエラーに対応

コントロールパネルに移動したが、エラーがずらりと表示されてページを表示させることができない。確認すると、バージョン2から「Laravel」というフレームワークを使って構築されているらしく、これに関連するエラー(フレームワークが動く環境がない)とのこと。

参考サイトを見て設定ファイルをダウンロード。ローカルサーバのPHPディレクトリに設置。php.iniの読み込み部分でパスを設定。L:1974

curl.cainfo = "/usr/local/php5/cacert.pem"

上記は解消されたが、また別のエラーが。

FatalErrorException in Collection.php line 35: Maximum function nesting level of '100' reached, aborting!

エラー内容についてはこちらを参照

xdebug は入っているが、インストール環境によるところが多いので過去の記録を頼りに...。(当該の開発環境はちょっと特殊なPHPのインストールをしていたので、この流れは私の環境のみに該当すると思います)

/usr/local/php5/php.d/50-extension-xdebug.ini に次を追記。

xdebug.max_nesting_level = 150

インストールは、公開サーバでもつまづきそう。

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